お金を上手にためられる人、なかなか貯められない人

お金を貯めるための口座選び

お金が貯まるようにするには、口座の管理が重要になります。貯めるための口座や銀行と、給料が振り込まれたり公共料金や生活費を引き落として使うための口座や銀行を、明確に分けることです。また普通預金と定期預金が一つの通帳で管理できる「総合口座」はどの銀行にもありますが、しかし自動融資など便利なシステムは、しっかり貯めるには有難迷惑になってしまうかもしれません。自動融資とは、普通預金に残高がなくなった場合には自動的に定期預金を担保にしてお金を借りることができて普通預金に入金されてしまうシステムです。公共料金やローンなどの引き落としに「残高不足により引き落とし不可」とはならないので大変便利ではありますが、当然借りるわけですから、金利も取られてしまいます。几帳面に借りた分はすぐ入金しておくなど、自分で預金を管理することに自信がない人には不向きかもしれません。

給料振込口座から毎月一定額を自動で積み立てられる積立預金の口座を作っておくと、生活費以外の不意の出費などに対応できます。積立預金はいろいろな銀行で行っていますが、ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金は、普通預金に当たる通常貯金口座から自動的に積み立てられ、6ヶ月の据え置き期間以後はいつでも引き出せるので使いやすいでしょう。

定期預金はお金を貯める口座としてリスクも少なく、最もポピュラーですが、預けっぱなしにしてしまう事が多いのもこの預金です。金利の変化などをよくチェックして他の銀行へ掛け替えるなど、資産を増やすことを積極的に考えることも必要でしょう。定期預金にはいくつかの種類があり、各銀行で預け入れ期間や金利には多少の違いもあります。一般的な定期預金は預入期間が1ヶ月から10年ぐらいまでいろいろですが、普通は高額で長期間ほど金利は高くなります。都市銀行よりもネット銀行、地方銀行のインターネット支店の金利が数倍以上高いのは、もう皆知っていますね。ただし低金利状況が長引いている現在、あまり長く据え置くのは得策ではないかもしれません。金利の低い時に定期預金にしたものの、満期時には景気がよくなっていて市場は高金利に沸いており、結局普通預金並みの金利で計算されてしまった、などという事もあり得ます。今のような経済状況の時に10年もの長期間、同じ金利で預けっぱなし、というのは考えたほうがいいかも知れません。ネットバンクには短期間でも高金利の定期預金を提示している銀行もあります。

変動金利定期預金という定期預金もあります。普通の定期預金は預入時の金利が満期まで変わりませんが、変動金利定期預金は金利が一定期間ごとに見直される定期預金です。満期までの間、高金利になっていたら得ですが、満期までに金利が下がる傾向の時は、通常定期預金よりも金利が悪くなるリスクがあるので、よく景気状況などを見極める必要もあります。